工業高校 と普通科高校の違い【進学するか迷っている方は必見です】 - kimgonblog
2021年11月13日

工業高校 と普通科高校の違い【進学するか迷っている方は必見です】

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こんにちは、キムゴンです。

工業高校 とは英語・数学など一般教科に加えて電気・機械など学科の専門教科を学習できる高校です。

今回は 工業高校 と普通科高校の違いについて、実体験を交えてまとめました。

目次

1. 授業内容がそもそも違う

工業高校 では専門科目も学習するため文部科学省から指定されている学習指導要領が普通科高校とは全く異なっています。

工業科の学習指導要領はこちらから見ることができます。

教育面での違い

普通科工業高校
国語現代文
古文
漢文
国語総合で一括り
普通教科全般入試を想定した全範囲普通科より学習範囲が狭い
専門教科なし電気・機械など学習
実習・卒業研究がある
文系・理系選択あるない

普通教科は限られた範囲しか授業しないため一般入試で大学へ進学を試みる場合、かなりハンデを背負うことになります。

この辺りのデメリットに関しては過去の記事でまとめたのでご覧ください。

文系・理系のような別れ方はなく、3年次に進学希望者・就職希望者に分けられたりします。

普通教科を学べない代わりに専門教科の授業があり、実習や卒業研究まであります。

なので学力面は劣りますが問題解決力などはかなり高いと思います。

2. 学校行事の内容がかなり違う

工業高校であることや男女比の偏りから学校行事もかなり特殊です。

2.1 体育祭

工業高校の体育祭は一言で言うと「ガチ」です。

学生の大多数が男子であるため常に男の負けられない戦いが繰り広げられています。

まさに「血湧き肉躍る」闘いです。

また、普通科高校では赤・青・白などの色に分けられて戦いますが、工業高校では学科で戦います。

なので体育祭前になると各学科の3年生が1・2年生を集め、対策会議みたいなのを開きます。

一応、楽しくできるプログラムもあるので運動が苦手な人はそちらに参加する形になります。

【余談】

私の高校では「体育祭」ではなく「体育大会」でした。大会という名からもバチバチ感が伝わりますね。

2.2 文化祭

普通科高校の文化祭では各クラスで飲食・お化け屋敷などの催し物し、希望者が体育館のステージでダンスなどを披露します。

工業高校の場合は普通科の催しに加えて学科の成果物の展示をします。

各学科がどのようなものを制作しているのかを来賓の方に見てもらいます。

また、私たちはキーホルダーなどのモノを作成し販売していました。

授業で生かした内容で物を作成し、販売することは工業高校ならではで非常に面白いです。

【PS】

学校によっては後夜祭のフォークダンスなどがありますが、工業高校ではありません。

フォークダンス

まあ考えてみれば、男子が大多数の高校でフォークダンスを行えばかなりやばい状態になりますよね笑

3. インターンシップがある

インターンシップとは職業体験のことで、一般的に大学生が就職後に感じるイメージとのギャップを小さくするために行われます。

しかし、大多数が卒業後就職する 工業高校 では高校でインターンシップを行います。

私は三菱重工にインターンシップ行きました。いい思い出です。

高校時代にインターンシップがあることで高卒と大卒の働き方の違いがわかり、私は大卒向きだということを確信したのを覚えています。

4. 将来の職業に役立つ資格が取れる

こちらはメリットの回でも記載しました。

プロフィールにも書いていますが私の保有している資格はこんな感じです。

IT系会社であれば ITパスポート・基本情報技術者、設計系であれば製図検定、電気系であれば電気工事士 の資格などはかなり有利に働きます。

高校で就職するにせよ、大学に進学するにせよ、専攻する分野の資格をいち早く獲得しているというのは大きな強みだといえますね。

5. 進路の違いについて

5.1 就職

工業高校 では就職するためのノウハウや経験による対策が十分にあり、大企業へ就職する者が多くいます。

しかし、普通科高校で大企業に高卒就職するとなると少し厳しいと思います。

高校時代に資格取得・専門科目の勉強など多くの物事を経験している工業高校生は就職において圧倒的に有利に働きます。

高卒で就職を考えているのであれば工業高校一択でしょう。

5.2 進学

やはり 工業高校 なので就職する人が大多数です。逆に普通科高校では進学する人が大多数でしょう。

しかし、工業高校だからと言って進学できないわけではありません。

大学は受験に「工業高校枠」を設けている場合があり、それを活用することにより進学可能です。

さらに高校で専門科目を学んでいるため進学する学科でもミスマッチが少ないです。

大学に入ってからも専門科目は2年次くらいまで高校の復習のような感じなので楽勝です。

私も最初は就職希望で 工業高校 へ入学しましたが、専門科目を学んでいるうちにより深く学びたいと思うようになり進学することを決めました。

6. まとめ

今回は 工業高校 と普通科高校の違いについてまとめました。

私が 工業高校 出身なので意見が若干工業よりなのはご了承くださいm(_ _)m。

私自身、 工業高校 の魅力は多様な選択肢を取れることだと思います。

偏見を持たず、興味があれば一度見学に行ってみてください(かなり独特で面白いですよ)。

それでは、みなさん、今日も良い1日を!