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【サビ残は無くならない】自主的な サービス残業 を無くすことは不可能だという話

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

この記事を読めばなぜ自主的に サービス残業 をするのか、それは何が原因でおきるのかを理解することができます!

私の経験や見聞きした内容、社会で実際に起きている課題をもとに執筆しておりますので多くの企業で起きている内容だと思います。

記事前半では自主的な サービス残業 の具体例について、後半では自主的サービス残業を行う人の心理を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!

※「すぐに自主的サービスを行う人の心理をについて知りたい!」という方は、「サービス残業を自主的にする人の心理とは?」へどうぞ!

目次

自主的なサービス残業とは何か

サービス残業問題の根深い理由として自主的に行われている部分もあるという点です。

自主的な サービス残業 とは社員自ら自主的に行う サービス残業 のことであるため、企業としても認知することが非常に難しく、また咎め辛いというのが現状です。

実際にサービス残業を行なっている人は企業が対策を講じ度にあの手この手で逃れようとします。

では自主的な サービス残業 にはどの様なものがあるのか具体的にみてみましょう。

自主的にサービス残業を行う場合の具体例

自主的サービス残業の内容を具体的にみてみましょう。

持ち帰り残業

持ち帰り残業とは終業時刻までに終わらなかった作業を帰宅後に行うことです。

多くの企業では社内資料の持ち出しは規則として禁止されている場合が多く、持ち帰り残業ができないはずです。

しかし、どうしても就業時間内に作業が終わらない場合はこっそり持ち帰って家で作業しているのが現状です。

社内資料の紛失等が懸念されていますがデータとして持ち運べないものも多いため、現在も頻繁に用いられている手法です。

始業開始時刻以前から作業開始

始業時刻よりかなり早く出社し、始業時刻前に作業をする場合もあります。

もちろん始業前に自主的にしているわけですから、その時間の賃金は発生しません。

また、上記であげた「持ち帰り残業」とは異なり資料を持ち出すことはないので紛失の心配もなく安全に作業を行うことができます。

この手法を用いられてる方は始業時刻の30分~1時間前から作業していることが多いです。

お昼休憩中も仕事

会社ではお昼休憩として1時間設けられており、この時間は昼食を取るなどゆっくりした時間を過ごします。

しかし、この時間を利用して仕事を進める人もいます。

この時間を利用する人はコンビニのおにぎりをデスクで食べながらひたすら作業をしています。

緊急の対応などは致し方ありませんが、これが常習化している人も少なくないのが現状です。

在宅ワークで退勤後に隠れて残業

2019年からの新型コロナウイルスの影響のため増加した在宅ワークですが、その環境下を利用したサービス残業も存在します。

在宅ワークのため正確な勤怠の管理が難しく、退勤後も隠れて残業を行う人も少なくありません。

サービス残業を望む人からすれば在宅ワークは恰好の場のようなものです。

残業時間を少なく報告

上記「在宅ワークで退勤後に隠れて残業」の対策として会社はアプリケーションのログを管理し、勤怠をつけるようにしている企業が多いです。

この場合、隠れて残業はできないので、それに対する方法として残業時間を本来より少なく報告するという方法があります。

働き方改革等の影響で企業には中断などのシステムが用意されている場合があります。

例えば、18:00~22:00まで残業していたとして19:00~21:00を中断と申請すれば残業時間は2時間となります。

このような中断を上手く活用してサービス残業を行います。

またアプリケーションのログを管理していることを上手く利用して22:00に作業を終えた場合においても「アプリケーション切り忘れ」という理由をつけて18:00終業にすることが可能です。

在宅ワークを利用し土日も対応

本来、土日はオフィスが空いていないので必然的に作業はできないのですが、在宅ワークによりそれは可能となりました。

従って、土日を活用して少しでも作業を進める人もいます。

また、アプリケーションのログを管理している場合の言い訳として、「メール送信のみ緊急対応その後、アプリケーション切り忘れ」などが用いられている様です。

近年ではテレワークでの就業時間の見える化が問題となっているね。

サービス残業 を自主的にする人の心理とは?

自主的にサービス残業を行なっている人にはどの様な心理・思惑があるのでしょうか。

本当にやりたくてやっているのでしょうか?

自分の能力が欠如しているだけという思い込み

「定時内に作業が終わらないのは自分の能力が低いせいなのでサービス残業をして挽回しよう!」と思うことによりサービス残業を行なっているようです。

本来はそのように感じる必要がないにも関わらず、責任感や真面目な性格がそうのようにさせるのだと思います。

会社やプロジェクトのコスト削減

会社が担当する案件にはコストが存在するため社員が無闇に残業を行うと赤字となってしまいます。

そのため、赤字にならない為にも自主的にサービス残業を行なっているということです。

私の同僚が昔いた部署で「〇〇が残業しすぎるせいで赤字になっただろ!」といびられた経験があるそうです。

このような指摘を受けてしまうとコストを気にして残業しづらくなるのも分かりますね。

昇進・昇給したい

サービス残業を行うと、本来1.5人月分の作業でも1人月で行うことができるので数値からみる社員の評価は非常に高いものとなります。

そのため昇進・昇給のために自主的にサービス残業を積極的に行なっている人も多くいます。

また、以前までの日本はサービス残業が常習化しており(サービス残業という言葉がありませんでしたが、、)、その環境下で育った上席からは「頑張っている、プロジェクトに貢献している」などの良い評価をいただくことができます。

このように将来のために、サービス残業をしてる人もいます。

仕事をしていることが幸せ

こちらは本当に稀有な場合だと思います。

仕事が本当に楽しくて、仕事していることが幸せという人はお金なんて頂かずに自ら残業をしていたりします。

この感覚を持っているのは料理人や研究者などに多いと思われます。

自分のスキルを上達させたい料理人や、研究が本当に好きな研究者は時間を忘れて没頭していますね。

自主的サービス残業を無くすにはマインド改善しかない

自主的にサービス残業を行なっている以上、無くすには本人のマインドを改善するしかありません。

本来、自主的であろうと無かろうとサービス残業は違法です。

違法な行為を自主的行い、会社が対策を講じても掻い潜ろうとする以上は本人のマインドを変えるしかないと思います。

周囲の目を気にせず退勤する、終わらない様であれば無理せず相談する、そのようなマインドを持つことが一番大切だと思います。

もし、相談してサービス残業を勧められるのであれば Ler's go 労働基準監督署!

一人一人の意識が変えることがサビ残を無くす一番の方法だね。

まとめ

今回は自主的なサービス残業について社員視点からまとめてきました。 この記事を通して以下を理解していただければ幸いです。

・自主的サービス残業を無くすにはマインドを変えるしかない

もし、楽しくもなく、仕方がなく自主的サービス残業をしているのであれば一度上席へ相談して見てください。良い会社であれば助けてくれるはずです、、。

私個人的には働き方のよりも人生のライフスタイルの方が何倍も重要だと考えています。

どんな生活を今後送りたいのか、そのために今とる行動は何かを考えたうえで選択し行動しましょう。

それを考えた上で、サービス残業をするのであればそれはそれで良いのではないのでしょうか。

YOLO, You only live once. 人生一度きり

みなさん、今日も良い1日を!

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