
基本情報技術者 試験は範囲が広く、挫折しがちです。
そのような人向けに 基本情報技術者 (FE)の完全勉強ロードマップを作成しました。
僕自身、FEを取得するよう会社から指示され完全独学で勉強しました。
今思い返すと効率悪すぎた...と後悔しています。
これから 基本情報技術者 合格を目指す人の勉強ロードマップになれば幸いです。
読んで欲しい人
これから勉強を始めようと思っている方、当記事の順番で勉強すれが午前午後ともに80%は取れます。
独学は孤独との戦いで辛いかもしれませんが、がんばりましょうo(`ω´ )o
それではさっそくまとめていきます。
※当記事で掲載している参考書は最新版でない可能性がるため、必ずご確認ください
目次
基本情報技術者 試験ってそもそも何?
基本情報技術者 試験とは経済産業省により行われるITの基礎知識をふんだんに盛り込んだ国家試験です。
・試験時期 : 春、秋 (コロナ期間はCBT)
・合格率 : 約25%(コロナ期間50%弱)
合格率が25%ということから簡単ではないことが伺えます。
また、国家資格であるため就職、進学に有利となります。
(工業高校生は大学への工業枠推薦でかなり有利!!)
基礎知識が網羅されているためIT系企業において昇進、昇給条件に含まれることが多いです。
なので、就活の時期前に取得しておくと就職に有利かつ入社段階で同期に差をつけることができます。
では次から具体的な勉強方法を紹介していきます。
午前の勉強方法は?
午前はかなり範囲が広く、発売されている参考書はかなりの厚みをしていますね。
午前の勉強で挫折する人も少なくないでしょう。
したがって、基本情報の勉強の前段階としてITパスポートの参考書を挟むことを推奨します。
午前おすすめ参考書
私が用いたのは同じ著者の別の本だったのですが新しく新刊が発売されたようです。
別の本ですが、わかりやすさ・簡潔さはそのままのようなので安心してください。
良い点
・イラストが多く、イメージしやすい
この一点に着きます。とにかくわかりやすいです。ストーリー性もあり楽しく学べると思います。
悪い点
・内容の網羅性
わかりやすい代わりに最低限のことしか載っていません。ITパスポートにおいて最低限ということは基本情報対策としては物足りないといった感じです。
しかし、最重要単語をこれ以上ないくらいにわかりやすく解説してくれているので初学者は必ず手に取るべき一冊だと思います。
午前おすすめ参考書2
網羅性を補うために基本情報対策の本を1冊やり切りましょう。
私はitecの参考書を用いたのですが、正直ある程度網羅されていれば、どれでも良いと思います。
お好きなものを選んでください。
午前対策で大切なこと
出題される問題の半分以上は過去に出題されたもの、またはその類題出るため過去問演習の量が合格の鍵となります。
暗記する勢いて最低でも10年分は行いましょう。
過去問はネット上に掲載されているため購入等は不要!
午後の勉強方法は?
ここでは午後問題の問1〜問5の勉強法について解説します。
ぶっちゃけここは過去問演習1択です。
午前の勉強をしっかりと行えているのであれば十分に高得点を狙えます。
過去問演習を通して落ち着いて問題文を整理しながら読む練習を行いましょう。
選択問題(問2〜問5)ではデータベースは選択するな!
初学者は必ず守って欲しいことがあります。
それは選択問題でデータベースを選択しないことです。理由は以下の通りです。
・午前の勉強だけでは難しい
・配点効率が悪い
データベースで高得点を狙う労力を割くのであれば言語問題で高得点を狙いにいきましょう。
過去問なのですが、午前は不要と言いましたが、午後は詳しい解説が欲しいかもしれません。
その場合は午後用の問題集などを購入するようにしましょう。
書籍はなんでも良いのですがアルゴリズムまで問題に含まれているものにしましょう。
一例として私が実際に使用した参考書を紹介しときます。
アルゴリズムの勉強方法は?
アルゴリズムは下記の本がおすすめです。
市販にはアルゴリズム専用対策本がいくつか販売されていますがどれも硬派は感じでイラストが無く、色使いも少なかったりします。
正直、そのような本って勉強する気がなくなりますよね、、、。
その点、この本はキャッチーな表紙から感じ取れる通り、会話形式で学習が進み、読みやすい感じとなっています。
この本で勉強したのち、上記「午後の勉強方法は?」で示した参考者で演習を重ねてください。
言語は何を選択すれば良いの?
基本情報合格難易度に大きく左右するのが言語選択だと思います。
もし、合格だけを目的としており、周囲から言語指定をされていないのであれば表計算を選択しましょう。
理由は
・他と比較して圧倒的に勉強時間が少なくて済む
これにつきます。
プログラ言語は「言語」な訳ですから学習にはそれなりの時間がかかります。(もちろん外国語を習得するよりかは楽ですが、、、)
なので、指定がない場合は表計算を用いましょう。
資格は受かれば勝ちです。
表計算おすすめの参考者
これで学習した後、過去問演習の流れで大丈夫です。
さて、一方で言語を指定されている方も多くいると思います。
私もJavaで受験することを強制されました。
次のブロックでは私のようなJavaを強制された人のためのロードマップを解説します。
Javaの勉強ロードマップ
言語を強制されている方の多くがJavaを指定されていると思います。
そして学習始めたけど「戻り値?、引数?」、「オブジェクト指向ってなんやねん!」みたいな感じで挫折した方も多いと思います。
初学者はもちろん、再挑戦の方も参考にしていただければ幸いです。
Java勉強においておすすめの参考書
基本情報技術者 対策のJava勉強本はなぜか基本的に難しく書かれています。
そのため、前段階として以下の参考書で学びましょう。
この本は基本のキをとてもわかりやすく解説してくれています。
正直、これで学べばオブジェクト指向で躓くことは絶対にありません。
この本ではプログラム実行環境として「dokojava」が用意されています。
本で記載してあるプログラムを自分で逐次実行させながら学習していきましょう。
手を動かすことはプログラム言語学習においてすごく大切です。
この本はすごくわかりやすく解説してくれていますが、 基本情報技術者 試験で出題する文法・構文を全て網羅できているわけではありません。
(網羅はできていませんが、ここに載っている知識だけでも十分に解けます)
そのためもう一冊下記の参考書に取り組みましょう。
基本情報技術者 対策のJava参考書
上記、「すっきりわかるJAVA 入門」と重複している箇所も多いため勉強量としては半分以下だと思います。
この本には過去問も掲載されているため不足分を学習しつつ、過去問にも取り組みましょう。
過去問演習で解説が欲しい場合は下記Youtubeをご覧ください。解くための考え方から解説しております。
まとめ
基本情報技術者 試験は一筋縄ではいきません。
しかし、一部の天才しか合格できないような試験ではありません。
着実に勉強をこなせば合格できます。
基本情報技術者 についての質問、解説依頼等はtwitterのDMに送ってください。
必ず対応いたします。
この記事を参考にした人が無事、次回の試験で合格されることを願います。